効率よく宅建試験で点を取る方法。人生経験豊富な社会人が陥る罠とは

29歳会社員。男性です。かれこれ10年前、平成20年度の試験に合格しました。

TACの宅建対策講座を受講した

資格の学校のTACで対策講座を受講しました。理由は、それなりに有名であったことはもちろんですが、在籍していた大学の生徒であるならば格安で受講することができるというメリットがあったからです。

大学の帰りの遅い時間に授業が始まることや、少し、大学から距離があるというデメリットはありましたが、授業自体はわかりやすく、教材もしっかりしていたので助かりました。

宅建取得を目指すほとんどの方が大学生以上、社会人の方も多くいると思います。そのため、勉強に使う時間が限られており効率も求められると思います。

効率のいい点数のとり方

できる限り効率の良い点数の取り方をお伝えしておきます。

もちろん理想は全単元の理解ですが、それが難しいという現実を見据えて下記をご参考にしてください。

宅建の勉強は大きく分けて民法と宅建業法に限られます。

民法の勉強方法

私自身世間でいう中堅大学の法学部出身ですが、まず民法の分野はほとんど毎日それに触れている学生の目線から見ても難解で正解が分かりにくいものが多かったと記憶しています。

これを全く法律関係の勉強未経験の方が最初から理解しながら進めていくのは不可能に近いと思われます。

そのため、民法の分野は理屈を考えるのではなくこの問題はこうなんだと機械的に暗記しながら進め、試験当日も半分程度正当できれば上々という考え方で進めるのがいいと思います。

宅建業法の勉強方法

民法と比較して宅建業法の分野は比較的理解もしやすく、文章も簡単です。

こちらの分野の正答率を上げることに時間を使った方が有利であることに間違いありません。

実際に私も宅建業法は間違いなく全問解くことができ、そのおかげで合格したといっても過言ではありません。

暗記の際の注意事項

暗記の際に注意すべき点は、宅建の勉強はいわゆる学校の勉強とちがい文章を覚えておかなければならないという点です。

ノートに英単語を書いて覚えるというようなやり方ではとても対応できません。そのため、重要なのは問題集を解きこむことと講師の方の話を素直に聞くことだと私は思います。

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経験豊富な社会人方ほど素直になるべき

問題集を解きこむことで、しっかりと基礎基本を自分の中に染み付かせることが大切なのは皆さん予想がしやすいかと思いますが、講師の方の話を聞くことというのが特に社会人の方には参考にしていただきたいと思っています。

私が上記の資格学校に通っていたとき、周囲には学生だけでなく社会人と見受けられる方も多くいました。

その方々は普段の授業内からしきりに自分の勉強論をもとに問題集などを進めていました。

恐らくそれまでの人生経験から自己の理論があったのかと思います。

しかし、そういった方々は全員残念な結果となっていました。理由は今思うと単純で、資格学校から配布される問題集・授業は全て両者がセットで効果を発揮するからです。

いくら人生経験が豊富でも合格させることに関しては資格学校がプロなのです。

素直に周囲の意見を聞き、みなさんが合格されることを祈っています。