「転職で有利だから受験」建設会社総務部29歳男性

今回は、昭和63年生まれの29歳の男性、建設会社の総務部として働いている方の宅建試験の受験体験談を紹介します。

宅建試験の受験を決意

無知からのチャレンジだが初受験で合格

受験したのは平成29年度の試験。受検結果は合格で、自己採点では50点中40点でした。初めての受検です。今まで不動産について関係のある仕事には就いたことはなかったので、無知からのチャレンジでした。

受験理由は宅建士を持っていると再就職に有利だから

私が宅建試験を受験しようと思ったのは、私の勤める会社の社員が平均年齢53歳と、高年齢の方が多く、いつでも転職や再就職をしやすいようにと思ったからです。そのため、スキルアップのために手当たり次第に簿記などの有名な資格試験を受験しようと思い、その中の一つに宅建がありました。

独学で勉強を始め、1日3時間の勉強を続ける

私の場合、完全独学で勉強しました。使った教材はTACの「みんなが欲しかった宅建士の〇〇〇」シリーズの教科書・問題集・過去問集です。勉強時間は平日なら1日に3時間程度。休みの日は5時間以上勉強をしていました。

私は残業もですが、一人暮らしなので家事もあり、日々の道楽の時間をだいぶ削って勉強したことが大変でした。電車の中や仕事の昼休み中なども、ずっと教科書を読んだり、問題集を解いていました。

宅建試験当日を迎える

試験日当日は、やっと試験日が来たのかという気持ちと、もう少し勉強して完璧な状態で受けたいという矛盾な気持ちで迎えました。当日は結構な雨が降っていたため、気分もあまりよくなく、外出するのも億劫になっていました。

受験会場はかなりの人数でした。受検者の方々を観察していると、年齢も性別もバラバラでした。今まで私は不動産について深く考えたこともなく、勉強自体このたった3ヶ月間だったので、場違いな受検をしているような気がしました。

3ヶ月間で勉強をしたので余裕がなかった

反省した点は3ヶ月とかなり詰め込んでの勉強だったので、自分自身にあまり余裕がなかったことです。私の誕生日も近かったため、周りの人が祝ってくれようとしていたのですが、心の底から楽しむことが出来ませんでした。頭の中は宅建の事でいっぱいで、皆さんには失礼なことをしたなと思っています。ぎりぎり受検して受かる試験を申し込むのではなく、心の余裕をもって勉強できる資格試験にチャレンジしようと思いました。

仕事で契約書を作るさいに権利関係の知識が生きている

宅建の勉強をしていてよかったことは、権利関係についても触れられていたことです。私の仕事の業務でも権利については契約書や請求書を作る際にもよく見られ、それらの言葉の理解も深まりました。また、実際に家を借りに不動産屋さんに行ったときも、今までとは違った新しい見方で見学することが出来るようになったのも、勉強してよかったことです。