工場勤務25歳|わたしが宅建試験に落ちた理由

某大手自動車メーカーの工場に努めている25歳の男性を紹介します。

宅建の試験を受けたのは二年前の平成28年の10月で23歳の時。

宅建受験のきっかけは、素敵な不動産屋さんの店長に憧れたから

出会い

わたしが宅建を受けようと思ったきっかけは、自分が一人暮らしを始める際に出会った不動産屋さんの店長との出会いがきっかけです。その方はとっても親切で丁寧な接客で凄く男前で紳士な方でした。凄くかっこよかったので不動産屋さんの営業にとてもあこがれを抱きました。

不動産業は未経験・学歴なしでも就職できる

そしてその不動産屋さんの店長に「どうやったらその職につけるのですか?」と尋ねると「誰でも未経験で学歴も無しで入れますよ。ただ話すのがうまかったらですけどね。」と言われました。そして就職の際にはこの宅建を持っていると非常に有利ですよとも教えてもらえたので、私は自分の自己啓発も兼ねて宅建の資格取得にチャレンジしてみようと思いました。

そしてわたしはしゃべることも好きで割と人と話す事には自信があったので、もし受かったらこの不動産屋さんの営業に転職しようという決意で受けることにしました。

独学で勉強を始める

それからこのような経緯で宅建の資格を取ることに決めましたが、勉強法はどうしていたかというと独学で挑むことにしました。わたしは某大手自動車メーカーの工場に努めていましたので時間があまりとれません。更に二交代だったので予備校などの通学はできませんでした。正直できないことはないのですが二交代ですとあまりに出席日数が少なくなるので流石にもったいなくて独学と言う道を選びました。そしてさすがに私も一人暮らしを始めたばかりで生活費の面もあったので資格の為に仕事をやめるわけにはいきませんでした。そんなこんなで本屋さんで宅建の資格の本を購入し独学で勉強することになります。

難解な法律用語に苦戦。仕事との両立の難しさ

宅建を独学で学ぶにあたって最初は固有名詞などの漢字が読めず非常に辛い思いをしました。わからない漢字があれば辞書などで調べてすすめていました。なので宅建の本を読むペースはかなり遅かったです。それに仕事は工場なので体力仕事になります。ですので勉強中に眠くなりなかなか集中できませんでした。更に二交代なのでなかなか勉強する時間が取れず大変こまりました。

迎える宅建試験当日

そうしてなかなか勉強することが出来ないまま受験の日を迎えることになりました。受験してみて思ったことは自分がしっかり勉強できたところは解けたのですが、あまり勉強が行き届いてないところはやはりちんぷんかんぷんで自分の勉強不足だなと思いました。なので解けない問題も多く非常に時間がかかり試験の時間内に全ての問題を解くことが出来ませんでした。受けてみた結果確実に落ちたなと思いました。

宅建試験は中途半端な覚悟と勉強量では受からない試験

実際にこの試験を受けてみて思ったことは自分には反省点が沢山ありました。それはやはりこのようなちゃんとしている国家資格は生半可な気持ちで受けてはならないなと反省しました。本当にこの宅建を取りたいのならしっか勉強する時間を確保しないといけないなとも思いました。

宅建士になることは諦めたが、勉強で得た不動産と法律の知識が役に立った

もう宅建はあきらめましたが次にこの様な資格を取ろうと思うようになったときはしっかり勉強の時間などを確保して絶対取ってやるんだ言う強い気持ちで取り組もうと思いました。最後に宅建の勉強をし終えて良かったなと思えた面は周りの友人が家を購入する際に多少に知識があるのでそういった詳しい情報教えてあげれたことです。なので試験には落ちましたがちょっとは自分の役にたっているなと思いました。