今回は、27歳 会社員(建築設計)の男性の宅建試験の合格体験記を紹介します。宅建試験は平成24年度に受験されて合格されています。
目次
建築学科では在学中に建築士の資格は取れないため、宅建の受験を決意
建築学科に在籍していましたが、在学中に建築士の資格は取得できないので何か取得できる資格が欲しいと考えていた所、友人が宅建を受験するとの事だったので一緒に勉強し始めました。
U-CAN(ユーキャン)の教材を友人から譲ってもらい、独学で勉強を始める
ユーキャンの教材だけを友人から譲ってもらいました。そして過去問を追加で購入して独学で勉強をはじめることに。
独学だったため、勉強法の確立と、テキストの内容を理解するのに時間がかかった
学生だった事もあり、社会経験が少なく事例を身近な事柄にして噛みくだいて理解することに苦労。資格学校などに通えば先生が教えてくれるますのが、自分で分からない部分を調べて理解していくためにテキストを繰り返し見直すようにしていた。勉強法を確立する事に時間がかかった。
試験前の1週間前からは宅建業法のみに絞り勉強した。宅建業法がしめる点数の割合は非常に高く、そこまで外れた問題もないのでこの勉強法は正解だったと思います。
実際に宅建試験を受験をしてみて
法改正が前年にあり、問題の傾向も変わってきていたためイレギュラーな問題も見られたが、見たことのない問題は他の受験者も見たことがないはずだと冷静に考えた。
試験の寸前は全くテキストを見直さず、試験会場の雰囲気や他の受験者の様子を観察していた。テキストなど見直すと、焦ってしまうから。自分のこれまでやってきた事を信じて受験しました。見直し時間が1時間ほどあったので、3回は見直しを行ないました。
悩んで導き出した答えは間違えであることが多い
悩んだ問題で、見直して後から直したものはほとんど不正解。はじめに選んでいた選択肢で正解だったものが多かった事を思うと、見直し時に絶対に違うという根拠がない限りそのままにした方が良かったです。
新卒で就職したが、資格手当でいきなり2万円給料があがった
新卒入社で工務店に就職し、すぐに専任取引士になり給料が2万円上がった事。業務上、会社に必要な資格とあり色々と実務上大変だったが非常に良い経験をさせてもらったと思っています社会人になってから勉強し始める人も多いが、社会人になると勉強の優先順位が低くなってしまう人が多いようで勉強時間の確保に苦労している知人が沢山いる。
学生の時に宅建の勉強をしていたおかげで、法律の事も分かるようになりました。また自分より年配の方と、法定講習など受ける事も多いため様々な年齢の方の社会の見方を学ばせてもらっています。持っていて損はないです。