宅建試験は2回落ちたが、勉強体験を生かし測量の難関資格を取得

今回は37歳男性、職業は測量関係で、建設工事に関連する調査工を扱う会社に在籍してる方の宅建試験の受験体験談を紹介します。

受験をしたのは、平成21年、22年と二回受験をしました。結果は2回とも不合格でした。

宅建士の資格手当を目当てに受験を決意する

受験のきっかけは、会社からの資格手当が目当てでした。月5000円のベースアップが確約されているのですが、その頃ちょうど結婚し、給料を上げたいとの思いからでした。
5,000円が1年で60,000円、30年で1,800,000円と考えたらやる気が出ました。

また、学生時代、法学部だったこともあり、関連してくるところもあるだろうと簡単に考えて受験することにしました。

独学で宅建士の勉強をはじめる

とにかく仕事も忙しく、勉強する時間もなかなか取れる気がしなかったので、独学で費用をかけずに勉強しようと決めました。インターネットで、宅建のサイトをいくつかピックアップして、参考書は1冊も買いませんでした。特に過去問と解説があるサイトを中心にすることにしました。

大学依頼の受験勉強でモチベーションの維持が大変だった

大変なことは、大学生以来の勉強となるので、モチベーションややる気、集中力が維持できないことでした。仕事の疲れもあり、一日1時間と決めたつもりでも、全く勉強しない日が続きました。社会人になると自由な時間が限られるので、将来の自分への投資より、今の少ない自由を優先してしまっていました。

1度目は3点たりず、2度目は1点足りずに不合格

1度目の受験は、結局二週間程度直前だけ集中的に勉強し、あと3点で合格といったところまでいきました。2度目はもう少し勉強すれば受かるではなくて、こんな程度でこれだけ取れるなら同じくらいで受かるだろうと甘く考えてしまいました。結局、直前の勉強だけであと1点足りず不合格となりました。

宅建は継続的に勉強できなければ受からない

甘く考えるとうまくいかないこと。継続することが重要であることを再認識しました。分かってはいましたが、自分の弱さを痛感したので、継続する工夫が必要だと感じました。

宅建士の勉強をして「自律力」が身についた

失敗した経験を積んだことで、自分を律する力を得ることができた気がします。その後、育児で更にプライベートは忙しくなり、宅建の勉強ができなくなりました。

育児の忙しさが落ち着いてきたので、測量関係の資格の受験を決意

去年育児も少し落ち着いてのを契機に、更に難関な測量関係の資格を受験しました。月に30,000円ベースアップということで、モチベーションを維持して、一年間継続して勉強をしました。結果一発合格することができました。これは宅建の受験失敗があったからだと思っています。