不動産会社に勤める36歳・女性です。
平成17年度試験に合格しました。
受験動機は当時所属していた部署が営業関連であったこと、また合格すると会社で手当が付くことが主な理由です。
また国家試験となるので、資格を保持していることで将来的にも社内・社外問わず仕事や住宅購入時に役立つのではないかと考えていました。
宅建が実際に役に立った
実際結婚して自宅を購入した時や、家族が賃貸物件を契約するさいに重説の内容等こまかな点をきちんと理解出来たのは良かったと思います。
また仕事の面でも、その後営業関連から経理に異動となりましたが、土地等売買関係書類を確認することも多く、資格は大変役立っています。
LECの出張授業を受講
勉強方法はLECが会社まで出張授業を行ってくれたので、終業後に会社で受講しました。
自分で選んだというよりは、会社でお膳立てしてもらったので、特にそこを選んだ理由はありません。
恐らく会社としても、出張授業を行ってくれる費用が他と比較して当時手頃だったのだろうと思います。
授業内容としては、LECのテキストを用いて、前回の復習テストなどを行った後に各問のポイントを講師が説明~授業~復習テストという流れです。
毎回テストがあったので復習する習慣が身に付き、テキストもポイントを押さえて説明してくれるので分かりやすかったです。
また耐防火建築の高さ制限等は語呂合わせ集などを配布してくれ、同僚と楽しく勉強できました。
実際勉強してみて、特に悪いと感じた点はほとんどなかったように思います。
たまに講師の方の声が聞こえづらい時があったくらいだったような…
とても熱心に教えていただいたと思いますし、こちらも合格したい気持ちが強かったので、良かったのだと思います。
ただ通っているだけでは合格できない
今後宅建の勉強を始める方にアドバイスをするならば、ただ通っているだけでは合格はできないということです。
私のような会社でお膳立てをしてもらった場合ですら、60名以上が受講したのに合格したのは10名ちょっとだったと思います。
やはり本人のやる気や授業以外での予習・復習は必須になってくると思います。
死ぬ気でやる
「絶対に合格する」というモチベーションをいかに保つかが重要になってくるのではないでしょうか?
当時営業関連部署にいたので、よく精神論的な話を上司にされており、その中で印象的だったのは、「死ぬ気でやっても死なないから死ぬ気でやれ」という言葉でした。
今だとパワハラになりそうですが(笑)、本気で取り組もうという気持ちがあるなら、そのくらいの気負いを持って臨んで良いのではないかと思います。