30歳不動産コンサルティングの男性「宅建は転職に役に立ち、つぶしがきく」

現在30歳男性です。

不動産コンサルティングを行なっております。

宅地建物取引士の試験は、平成19年度試験で合格しました。

勉強方法は、市販の参考書と問題集を一冊ずつ購入してきて、自宅での完全独学スタイルです。

宅建を取得した理由

そもそもなぜ宅建を取得することになったかというと、新卒で入社した会社が、地元ではそれなりに名の知れた中堅企業だったのですが、入社して半年程度で会社が不渡りを出し、倒産してしまったのです。

まだ、学校を卒業したばかりで手に職も経験もなかった自分は次の就職先探しに苦戦し苦労をしました。

そのときに、今後自分を守る武器になる資格を何か身につけなくては、今後このような事がまた起こった時に路頭に迷ってしまう…と強く思い、資格取得を目指しました。

宅建は転職に立つし、つぶしがきく

なぜ宅建だったかという、新卒で入社した会社に不動産事業部もあり、当時その部署に配属されていた先輩から非常に可愛がってもらっていたのですが、その方は宅建を若いうちに取得しており、「転職活動の際には本当に役に立つし、色々とつぶしがきくし、若いうちに取っておいた方がいいよ。

」と強く勧めていてくれた事がきっかけです。

その先輩のアドバイスもあり、宅建を受験し取得したのですが、あれだけ困難だった就職活動も、宅建を持っているというそれだけの理由で、当時未経験だったにも関わらず、不動産系の会社は歓迎してくれるところばかりでした。

まさに先輩の言っていた「転職には困らないし、つぶしがきくよ」という言葉は本当にその通りでした。

そして、私が入社した会社は、社員が15人程度の地域密着型の小さな不動産会社だったのですが、宅建の資格を持っているのが代表者とその親族数名しかおらず、社員は誰一人として資格を持っていなかったのです。

最年少店長になれた

そんな中、宅建の資格を持って入社した、不動産業界まったくの未経験の自分は、ありがたいことに入社直後から、営業社員が決めてくる契約の重要事項説明担当になり、たくさんの経験をさせてもらえました。

ただでさえ、他の社員が持っていない宅建を持っている事で、特別扱いされていたという理由もありますが、まだ若く営業成績もそれなりに良かったため、役職が、主任→課長→部長とどんどん昇進していき、最終的に店長になるまで、4年もかかりませんでした。

しかも、当時から会社の中では最年少だったので、会社創業から初の、最年少店長になりました。

すべてが宅建を持っていた事が理由ではないと思いますが、きっかけとして最年少で、社員の中で唯一宅建を所持していたことから、会社からも大いに期待され、そして役職も与えてもらえ、それはその後の転職活動にも大きく役に立っています。

また、宅建を取得したことで、その他の不動産関連資格もスムーズに取得をするでき、若いうちに資格を取得しておいて本当によかったなぁと感じています。