LECの宅建通信講座を利用して合格した49歳の男性

私は、53歳の会社員、男性です。受験当時は、49歳でした。平成26年度の試験に合格できました。平成26年度の合格点は32点で、合格率は17.5%と少し合格率が高い年でした。自己採点で38点でしたので余裕を持って合格できました。

LECの通信講座を活用した

その資格取得のためにはLECの通信講座を利用しました。LECの通信講座を利用したのは、以前に簿記の通信講座を受講したことがあり、LECに対して信用があったからです。もちろん、仕事は不動産関係の仕事もしていませんでしたし、初学者という状況でしたので、何か指針となるものが欲しかった事が一番だったかもしれません。

独学の場合は、何から手を付けていいかもわからないし、学習の効果が合格レベルに達しているかどうかもわかりません。一人で勉強することの自己管理能力も必要となります。絶対に受験日まで勉強を続けるには何か後ろだてとなるようなものがあった方が持続できると考えました。結果的には、資格学校の教材を使う事で、学習の進度やレベルも自覚しながら勉強に取り組めたと思います。

仕事は、月曜日~金曜日まででしたので、土日の休日を中心に取り組むことにしました。通信講座にして良かったのは好きな時間に取り組めることでした。休日を中心にしていましたが、平日も学習しないとせっかく覚えたことも忘却しがちなので毎日数十分から1時間程度は勉強したと思います。
この時もLECの示す進度に合わせて学習して、遅れをとらないように心がけていました。

勉強を開始して1カ月くらいは気持ちも充実して、やる気み満ち溢れていましたが、学習内容が分らなくなってきたときには、中だるみの時期も出てきます。こんな時には、カリキュラム表と自分の進度を照らし合わせたりして、鼓舞したものです。

一通りの学習が終わると復習に入りますが、これがなかなかクリアできない問題が多いことに気づかされます。何度か壁にあたることになります。

そして、夏以後は、模試にチャレンジすることになります。この段階で自分が受験生の中でどのくらいの位置にいるかは確認できます。こんな確認ができるのも大手の資格学校を使う意義があるというものです。

通信講座のデメリットは独学に比べて金銭出費が大きいこと

メリットは山ほどあると思いますが、反面、デメリットは、やはり金銭面での出費ということになると思います。学習を始める時の出費は、大きな不安要素です。最後まで成し遂げて、合格するまで半年~1年もあります。この出費をものにできるか否かは、精神的なプレッシャーです。自己管理もできないと通信講座は、向かないかもしれません。ただ、自己管理ができない人には、通学というプランを検討されるのもいいと思います。

合格するためには最後まで勉強を成し遂げるという気持ちが大事

これから始める人については、最後まで勉強を成し遂げるという気持ちを持つことが大切です。その気持ちがあれば、必ず、合格できると思いますし、資格学校に身をまかせてみるとわかりますが、知識を深める以上に受験技術も身につくはずです。とにかく、勉強を始めてみましょう!健闘をお祈りしています。