33歳主婦の受験体験記「初学者が宅建試験を3ヶ月で独学合格するのは難しい」

今回は現在33歳の主婦の宅建試験の受験体験記を紹介します。

平成23年度の宅建試験を受験しました。その時は残念ながら不合格でした。点数は合格まで10点ほど足りませんでした

転職先が不動産会社であったため宅建の受験を決意

当時、家庭の事情で転職した先が不動産会社でした。私は全く宅建の存在すら知らなかったのですが、「入社するにあたり持っておいたほうがいいから」と会社から勧められ、事務員だった私も受験することに決めました。

最初はこの歳になって机に向かうなんて出来るのだろうかと不安でしたが、参考書を購入するととてもワクワクしたのを今でも覚えています。

「らくらく宅建塾」を使って独学で勉強をする

家事に仕事に忙しい中、どこかに通って勉強するのは少し無理があったため、独学で勉強することにしました。
そのときは会社の上司の勧めで「らくらく宅建塾」という教材を使用しました。
全くのど素人だった私でも最後まで飽きずに読み進められた教材でした。

▽らくらく宅建塾のテキスト

▽らくらく宅建塾の過去問題集

独学は集中力の維持が難しく、誘惑に負けやすい

とにかく久しぶりに勉強をしたので、集中力が続かず、さらには誘惑が多すぎて勉強時間を確保するのが大変でした。
そして、自宅には家族がいて、存在が気になるため夜な夜なカフェなどに行ってひとり黙々と勉強をしました。

結果は不合格。初学者が3ヶ月で合格は難しい

試験当日はかなり早めに会場に行き最後の復習をゆっくりとやりました。
自分ではリラックスして臨もうと気楽に考えていたのに、いざ会場に入ると、周囲の人が真剣な姿をみて、どんどん場違いのような気がしてきてしまいました。
そのせいで、とにかく緊張がすごくて、時間がギリギリで見直す時間などほぼありませんでした。

私は中途入社で試験まで3ヶ月ほどしかなかったので、もし1年間勉強する期間があったなら合格していたのではないかなぁと思います。

宅建の勉強をしたことで不動産情報に興味が出てきた

宅建の勉強をしたことで、例えば不動産関連のニュースを目にしたら、昔より内容がかなり理解できるようになりました。

さらに、街中のいろいろな不動産関連のものが、やたらと気になるようになりました。生きていく上でかなりプラスになるような知識がたくさん吸収できたなぁと思います。

宅建は難しくもあるが、簡単でもある

宅建はとにかく難しい言葉がたくさん出てきます。
私みたいな不動産ど素人にはとてもついていけないような事に感じてしまうこともあります。

逆に、えっ?こんな当たり前なことも勉強するの?というような常識的な内容も多くでてくるので、その分野の時は少しリラックスして勉強できます。

宅建の勉強は分野がわかれているので、苦手なところがあれば得意なところも必ずあります。
心が折れそうになったら、いったん自分が得意な分野に戻るなど工夫をしながら無理なく進めていくことをおすすめします。