37歳、自営業で不動産管理業。
宅建試験は、2013年度(当時33歳)に受験。
初受験で1回目で合格。
目次
ゼミネット動画学習サービスを活用
WEB動画による通信学習と、過去問題集による問題演習で勉強。
6ヵ月間、平均すると毎日1~2時間程度の勉強をした。
WEB動画は、当時の勤務先でゼミネットという動画学習サービスを6ヵ月間無料で受講でき、その無料利用期間をフルに活用する形で受講した。
過去問を別に購入し、繰り返し解く
受講だけでは基礎知識を得るだけに留まるので、それと別に問題集を購入して過去に出題された問題を何度も繰り返し解いて知識を身に付けるようにした。
使った問題集は、LECの「出る順 宅建主任者」(試験名の変更により現在は「~宅建士」)のみ。
勉強の流れ
授業を受ける→問題を解く
勉強方法の流れとしては、テーマ(例えば問題集で言う「章」)ごとに、(1)受講したWEB動画講座で基本的な知識を知り、(2)過去問題集に掲載された問題を解く、という流れ。
授業はコンパクトなものだった
元よりWEB動画講座は無料で受講したものであるため、かなり簡易で単純な基礎知識を教えてくれるに過ぎなかった。
例えば「なぜこの法律が制定されたか」などの豆知識の説明もなく、出題されやすいポイントの丸暗記になってしまいがちな印象。
資格試験は重要論点と出題パターンを知る事が大事
ただ、そもそも試験勉強においては、「学問上の知識を身に付ける」のではなく、「出題されやすい論点や引っ掛け問題のパターンを知っておく」ことが重要。
試験に受かりやすい知識を身に付ける勉強だという割り切りが重要だった。
その点、試験対策に偏ったWEB講座である点自体は悪くなかったと思っている。
授業を受けるだけでは問題は解けない
なお、WEB動画受講だけでは問題を解く力はまるで付けられない。
そこで過去問題集を何度も繰り返し解くことで実践力を付けるようにした。
予想問題集よりも、まずは過去問題集
予想問題集は出題傾向と違うことを尋ねる変な問題も多いため、過去問が適している。
また、LECの過去問題集は解説が充実しており、解説ページがあれば教科書は必要ないほどだと思っている。
条文もていねいに読むのが理想
合格はしたものの、教科書または法令(条文)をていねいに読んでおくべきだったとの反省がある。
同じ過去問を繰り返し解けばほぼ全問を正解できるようになる。
だが、問われている論点から少し外れた知識を問われても正解できない。
時間のある時には法令(条文)にも当たっておけば、そのまま出題される法令の条文などもあり正解率を上げられただろう。
問題集を中心に勉強すると良い
これから勉強を始めるに当たっては「教科書を中心に」ではなく「問題集を中心に」勉強すると良い。
教科書は全ての論点を網羅的に書かれているが、全てが出題される訳ではない。
試験対策のための勉強なのだと割り切り、どこが出題されやすいかを問題集を繰り返し解くことによって身に付ければ、問われやすい点が早い段階で見えてくることだろう。