宅建を入門・簡単と甘くみていると試験の難易度に驚く

36歳の不動産管理業(賃貸営業も含む)で働く男性の合格体験記を紹介します。平成23年度試験に不合格、平成24年度試験に合格しています。

独学で勉強し、使用した教材は「宅建士まんが入門」U-CANの『出る順宅建士」LECです。

学習初期は、テキスト1冊を3日にわけて毎日読む

まず全体像をつかむ為に、テキスト1冊を3日くらいにわけて毎日読む。読み終えたら違うテキストを読み、終わったら元のテキストに戻り繰り返す読むということ初めの3ヶ月くらいは続けていました。その間に出てくる難しい語句、法律用語や独特の言い回しなどに慣れていきます

勉強を始めて3ヶ月後:問題集を読む

次に、1問1答などの簡単な問題集やポケット問題集などを買い、移動時間や、空き時間等に常にそれらを読むようにしていました。

他にはインターネットのサイト等では過去問をランダムに出題してくれるようなところもあるのでそちらの方にアクセスし、問題に慣れていきました。その頃は暗記する為に重要語句のみ手書きでメモ程度ですが書き取るようにしていました。変わったところでは任天堂3DSの宅建試験学習用のゲームソフトも持ちあるいてました。

その後本格的な問題集に取り組むようにしましたが、ここまでで基礎的な知識や用語等は頭に入っていた為ある程度は解けるようになっており、分からない問題や解答に納得いかないような事があると、同じように宅建士を目指す人の交流サイト等に質問文を載せて回答をもらっていました

試験2ヶ月前に過去問題集に取り組む

試験2ヵ月前位になると、過去問題に取り組み始めましたが、過去10年分の問題を繰り返し解いて、問題文や解答を暗記してしまっているような状態で試験に臨みました。ただ法改正等で法律が変わってる部分もあり、そのような部分は狙われやすいと判断し特に注意してました。

宅建試験は決して簡単な試験ではない

宅建試験を「法律の初歩的な入門試験」と聞いていたので、大分簡単に考えていましたが、実際は難易度も高く大変苦労しました。

独学ではかなりの集中力とモチベーションの維持が不可欠になりますので、やる気を保てる方は独学で大丈夫だと思うのですが、自信が無い方は予備校等に通われることをお奨めします。

また、私は統計などは初めからあきらめてた上に、5問免除の問題も捨てていました。独学では対応の仕様が無かった為ですが、そういった問題について講習をうけれることも予備校や通信教育の強みだとは感じました。

これから試験を受ける方の中には「行政書士」や「司法書士」といった士業を目指す為の入門としている人も多いと思います。私もその一人だったのですが、入門と思い甘くみていると試験の難易度にびっくりすると思います。合格率の低さがその表れだと思いますので、本気で試験に取り組む必要があります