昨今、不動産に関する取引が活発になっています。
その主な理由としましては、東京オリンピックの開催、中古住宅市場の活性化、空き家対策、中古住宅の再利用などがあげられます。
これらにはすべて不動産の取引が密接に関わってくるため、宅建士のニーズは増えることはあっても、減ることはありません。
実際に宅建士は毎年20万人以上の人が受験する超人気資格であり、 転職サイトのリクナビ・マイナビなどで「宅建」と検索すると3サイト合計で常に1000件もの求人があります。
そんな宅建士の平均年収がどれくらいかをリサーチしましたので紹介します。
宅建士の年収は?
年収ラボによると、不動産業界の年収は633万。
ただ、平均年収によると、宅建士の年収は、320万円~540万円と言われています。
宅建士と言っても、職種は不動産業・金融業など、業務内容も営業・事務職などさまざまなので給料に幅があります。
実際に求人サイトで調べてみた
2017/03/25時点のリクナビNEXTでの求人情報を見てみましょう。
「宅建士」と検索した場合の求人です。
大手B社(東京)
- 610万円/25歳入社3年目 月収41万1000円(月給25万円+業績給・諸手当)+賞与116万8000円/副主任
- 830万円/36歳入社7年目 月収45万6500円(月給29万6000円+業績給・諸手当)+賞与282万2000円/課長
- 988万円/34歳入社10年目 月収56万3800円(月給35万2000円+業績給・諸手当)+賞与311万4000円/次長 宅建士資格手当(1.5万)
東京都の2012年の設立の某A社(東京)
- 400万円/25歳(宅建士:入社1年目)/月給26万円+賞与
- 600万円/27歳(宅建士:入社3年目)/月給28万円+賞与
- 900万円/30歳(宅建士:入社6年目)/月給32万円+賞与
創業2年のベンチャーC社(東京)
- 年収例 500万円/入社1年目:月給32万円+宅建手当(2万円)+賞与
宅建士になると資格手当がもらえる
宅建士になると、不動産取扱業者に勤めている人は会社から平均月1.5万円から3万円の資格手当がもらえます。
宅建試験に合格するだけで年18万円から36万円の給料アップが見込めます。
宅建士になると就職で有利なだけではなくて、不動産業者などに勤務の方は取得をするだけで給料がアップします。非常にコストパフォーマンスの良い資格と言えるでしょう。