41歳 男性 自営業、現在宅建試験対策講師 平成10年に2回目で合格。
宅建学院に通学講座で合格しました。
宅建を取得したきっかけは実家が不動産業を経営していたこともあり、自然と取得する流れになりました。
目次
宅建は転職に有利な資格
宅建業者には設置義務がある
就職や転職に関しては、かなり有利になる資格だと感じています。
なによりも5人に1人以上必要なので、取引士を必要としている企業はたくさんあることでしょう。
例えばですが、採用試験において、2人雇うと仮定します。
そのときに、優秀だけど資格を持っていない者3人と業界未経験のため能力は未知数だけど資格を持っている者1人がいた場合、状況によっては、資格者は当確をつけたうえで、3人の中から誰かをピックアップすることになるでしょう。
そうでなければ、法律違反になってしまうおそれがあるからです。
ですので、まずスタートラインに立つためにも取引士は優位に立つことができます。
宅建を持っていない人はそもそも相手にされない
これは、過去に不動産業に従事していたときの話ですが、ハローワークなどからの問い合わせにおいて、求人票には「宅地建物取引士歓迎」とだけ記載していますが、実際は、宅建を持っていない方からの問い合わせに対しては、面接の機会を与えることはなく、門前払いでした。
なぜなら、その会社は取引士以外を雇ってしまうと、設置に必要な宅建士の人数を満たさないため、違法状態になってしまうからです。
金融業の債務整理部門に採用された
不動産業だけでなく、法律関係の業務に従事する場合においても、最低限の法律知識はもっていることの証明になるため、自分の場合は全く畑違いの金融機関の債務整理部門に採用されたこともあります。
合格自体が努力の結果として評価される
さらに、合格率が低い試験ですので、努力した結果として認められ、関係の無い職種においても有利に運ぶことがあると思います。
高卒でも講師ができる
自分の場合は、宅建試験対策講師をしていますが、高卒の自分が今こうやって人前で講義ができるのは、宅建のおかげです。
営業経験なくても宅建の資格は有利に働く
確かに、資格を持っているだけでは意味がなく、営業などの実務ができない人間は使えないというふうに考える方もいらっしゃるかとは思います。
ただ、宅建に関しては、法律の関係もあるので資格を持つ者の価値は普通の業界と比べてもかなり違ってきます。
宅建さえもっていれば、年齢や経験の有無を問われにくいのが現状です。
だから、この資格に関しては活用することに価値があるのではなく(決して、意味がないわけではありません。
取得することにこそ大きな価値があるのです。
合格率や必要勉強時間とその後の収入を費用対効果で考えた場合、もっとも役に立つ資格の一つであることは断言できます。