36歳の専業主婦です。昨年まで金融機関に正社員で13年勤務しておりました。
宅建を受験したのは、大学3回生の時(平成16年度)です。幸いにも1回目で合格できました。
学習形態はLECで受講していました。
目次
不動産業界の内定をきっかけに受験を決意
そもそも宅建の受験を当初は考えておりませんでした。就活をする中で、既に他業界でもいくつか内定が出ておりましたが、たまたま秋採用で不動産業界の内定をいただくことになり、それがきっかけで受験を決めました。
受験の目的は資格手当の支給
宅建資格の保有によって、資格手当が支給されるため、今回を逃すと資格手当数ヶ月分が無駄になると考えたからです。
試験1ヶ月前から勉強を開始
なんとか受験申込には間に合ったものの、秋採用の内定をいただいてから試験日までの勉強期間は1ヶ月強しかありませんでした。
LECのDVD講座を受講
そのため、LECに大至急駆け込み、9時から18時くらいまで、毎日、DVDを自習室で見て、勉強しました。
教室で授業を受けるタイプの通学ではなく、とにかく自習室で過ごしました。
隙間時間をすべて宅建に使った
そしてそれ以外の時間も、ちょっとした移動、隙間時間、食事をしながら、メイクをしながら、…と時間はすべて宅建の勉強のためだけに使いました。
私にはこの1ヶ月強の“超”短期集中型が合っていたようで、毎日毎日、忘れる隙もないくらいに、とにかくインプットし続けました。
LECで渡されたテキストは一通り、手を付けることができたので、学習漏れはなかったと思います。
合格したが、別の内定先に就職した
無事に合格できましたが、その後の秋採用でさらに他にご縁があり、宅建で資格手当をいただくことはありませんでした。
宅建を取得して損ない
受験を振り返ってみて、もし内定がもう少し早ければ、もっとじっくり学習に取り組むことができて、宅建のおもしろみも知ることができたと思います。
結果的には合格できましたが、せっかくの勉強の機会を得たにもかかわらず、もったいないことをしたと感じています。
宅建を保有している人に会うとよく言われるのが、「取得しておいて損はなかった」ということです。
私自身も今に至るまで、直接、宅建に関わる仕事をしたことはありません。
ただ、金融機関に勤務中は、法律に基づいて業務をすすめるということも多かったです。
そんな中で私は法学部出身でもなく、元々法律関係の仕事に携わるという認識もなかったため、法律に関しては素人同然でした。
ただ宅建によって、多少なりとも法律的なものごとの考え方や捉え方を知っていたおかげで、救われた部分もあります。法律のベースとなる部分を知ることができる、素晴らしい資格だと思います。
宅建のおかげで転職の幅が広がる
そして退職し、今のところ転職は考えておりませんが、もしまた仕事がしたいと思った時に、宅建資格の保有によって、転職活動の間口が広がるのではないかと考えています。