33歳男性「宅建は、過去問からやる。過去問をすることがすべてを賄う」

男性33歳、職業現在無職です。

平成18年度受験合格

高橋克典という先生の指導の下、市販品である住宅新報社の宅建シリーズを利用した勉強法で合格。

ヒューマンアカデミー出身の講師の授業を受ける

高橋克典先生は大学などで出前講義をしておりヒューマンアカデミー出身でした。

教材の費用・内容

通信だったので当時は5万、教材費用は市販のテキスト3冊 過去問3冊の利用のため6冊1万2000円前後でした。

教材は特に通信学校というものでもなくて佐藤学著者の宅建のススメというシリーズでした。

「過去問からやる」授業

この高橋先生の勉強はとにかく明快かつ単純でまずテキストを読まずに「過去問からやる」という形でした。

もちろんテキストも使うのですが、最初は過去問を読んで正誤を出して、どこでどう間違えたか、どう文字が絡んでどこの文字が間違いだったのかを確認してからでした。

高橋克典の授業

高橋克典氏は試験テクニックの本を出しており公務員試験等いろんなテクニック指導もしております。

高橋克典氏の授業は、解答力を高めるというよりは適正な試験の範囲の選定、最新時事、実体例によるトークで理解を促すなどを助けてくれますがやはり過去問をすることがすべて賄ってくれるぐらい秘訣があります。

問題解法テクニック

ほかには肢問が4択ですが、問題上、最後の文のつくりが「できない」「できない」「できない」「できる」という構成だった場合、4分の3の「できない」という肢に問題解説者が心理的にもすぐ答えをださせないため、確率として正解は「できる」と書いた問題は飛ばしてよいなどの手法を教えてくれてました。

過去問をやる

過去問からやるメリッット

この過去問からやるという手法は宅建には非常に有用で、過去問の答えを暗記してから回答する、回答するときは1問1答式に行いそれを数を繰り返していくというものでした。

といいますのも、過去問をすればテキストでどこがでるのかまずわかります。

そして出ないところを覚えなくてよくなり時間が節約されます。

加えて過去問を最初にすることは実は問題演習も兼ねているので何が聞かれて、どういう風に解答、思考するのかが実践力として養われていきます。

ゆえに非常に速いのです。

▽過去問からやる3つのメリット

  1. テキストで押さえる知識が明確になる
  2. 覚えなくていいところがわかる
  3. 問題演習の解答・思考方法が養われる

私自身は毎週2回、2時間を半年の講義でしたが時間的にはそれで合格できました。

暗記も過去問でおこなう

問題演習で間違えた肢問だけを最終的には小さいノートに書き写して単語帳に持って行ったり、時間をかけてB6ノートに丸写ししたり、指を動かしたり、口ずさんだり、脳内で図を描いたりなどして記憶をする努力をしなければなりません

この頭に入れる努力も過去問に書き込んだりするなどで時間節約もできます。

受かるためには、過去問をひたすらくり返し解く

宅建に限っては通信講座を取らければいけないとか、先生がいたら特段何か受かりやすいのではないか?と思われるかもしれませんが、基本過去問を買いそれをひたすら繰り返していくということが点をとるための戦略です。

行政書士まで取得した

上記したテクニックはいろんな資格試験には有用でおかげで行政書士まで取ることができました。

このテクニックは現在でも有効です。

50問中の14点は捨てて良い

36点を歴代で越えたことがありませんから14点は捨ててよいのです。

そういうことも佐藤孝(旧版・らくらく宅建塾の著者)の本には書いてありました。