40歳会社員「宅建は誰もが解ける問題を落とさなければ受かる」

今回は、40歳会社員の宅建試験の合格体験記を紹介します。平成26年度の宅建試験に合格されています。

宅建試験は自己啓発のために受験

自己啓発のため、宅建は他の試験の基本となるため、過去に、日商簿記2級、FP技能士2級、AFP、法学検定2級、管理業務主任者試験、裁判所事務菅1次試験などに合格し民法を勉強したことがあったのでその延長線上で受験しました。

宅建の勉強はもっぱら独学

独学で勉強しましたが、使用したのは市販の予備校本でした。宅建の勉強は入門段階が一番難しかったです。最近はマンガで書かれた入門書が多いので、そちらで全体像を把握したうえで細部を学習するといいと思います。

宅建は毎年3万人以上が合格する試験ですので、ある程度勉強法が確立されていますし、努力が報われる試験であると言えます。中には小難しい理論ばかり言って受験生を混乱させる方がいますが何の役にも立ちません。予備校講師が書いた本を使用するのが一番の合格への近道です。

宅建試験の受験会場は人で溢れている

宅建は毎年15万人以上が受験します。私の受験した県も3000人以上が受験し、しかも会場は1か所で、最寄りの地下鉄の駅からバスで20分くらいかかる大学でした。しかも大学周辺は大渋滞でした。

さらに当日は雨が降り、バスの中は満員で傘が服にあたりびしょ濡れで気持ち悪くなってきました。普段は20分で行ける範囲でも1時間以上かかる場合も多いので早めに準備しましょう。

試験前のトイレ、特に女子トイレは大行列ができます。気を付けましょう。
試験は13時からということで、何時に何を昼食で食べるのか決めておきましょう。試験会場近くのコンビニでは品ぎれになることも多いので注意しましょう。

一番最後の5問から解き始めるのがおすすめ

試験が始まれば、普通通り解答すればいいだけです。私は46~50番の最後の5問から解き始めました。その後宅建業法を解き民法は最後に解きました。時間ぐれになったことは一度もないので、この順番がおススメなのかもしれません。

満点をめざす必要はない。誰もが解ける問題を落とさないようにする

満点を取る必要はありません。正答率60%以上の問題をすべて正解できれば理論上合格できます。難しい問題を解答で来た方が合格するのではなく、誰しもができる問題を解答で来た方が合格するということを肝に銘じるべきなのです。

宅建は他の法律系資格の土台になる

宅建試験は他の試験の土台となります。行政書士や司法書士、司法試験や公務員試験にも応用できる資格なので、法律を勉強してみたい人には登竜門としておすすめです。